techbookfest
技術書典 7 参加してきました!
新卒で入った会社の同期 4 人でつるんで、ごった煮本を一冊書いてきました。
「運用」を共通テーマとして書くことになったので、Azure の運用ってことで Azure Monitor とか Log Analytics とか Azure Policy とかについて少し考えをまとめてみました。 ほかのメンバは、1) 障害報告書、2) DevOps、3) Terraform について書いていて、いい感じにごった煮感が出ました。 ごった煮本のいい点としては幅広い方に取っていただける可能性がある一方で、single issue じゃない分、訴求力というかほしいと思わせる力は弱めかとは思います。
自分が書いた分の量はおそらく 10,000 文字くらいかとは思いますが、執筆にかかった時間自体は数時間くらいで、そのほか頭の中で内容をこねこねする時間、結果が気になって検証を実施する時間、も含めても 20 時間かかってないくらいじゃないかとは思います。 半分くらいは仕事にも役立つ内容なので、自分としてはあまりコストをかけたという印象ではないです。
ブースの場所が 3F でしたが、結局は刷っていた 50 部ほどを完売する形となり非常にうれしい経験になりました。 今回初参加だったのですが、他の感想とかを見る限り、3F は結構しんどい場所だったみたいです。 確かに、一度ブースを離れて 2F を見て回りましたが、3F に戻る経路についてはスタッフに聞いてもわからない、という感じで、来ていただいた方であればより分かりづらかったんじゃないかと。 これに関してはフィードバックが運営に多く飛んでいると思うので、次回参加できたら改善されているかなと期待しています。
メリット
一回まとめてみると面白いもので、こういうところが意外とわかってないなとか、サービス同士の組み合わせでこういうことができるかな、とかそういうのも見えてきて、次につながるきっかけという意味では非常にメリットがありました。 また、なにか物理的な人間とコミュニケーションをとって、何人かとは Azure に関してお話もできたので、今後につながるモチベーションと意味ではメリットも感じられました。
デメリット
完売したという結果もあり、特にデメリットはなかったように思います。 編集作業とかを同期がやってくれたので、自分としては Markdown でひたすら文を書いただけ、でして。。 サークル参加したデメリットとしては実際に見て回る時間が少ない、というのもあるかとは思いますが、booth などで後から販売しているサークルさんもおおいので、特に気にならないですかね。 実際は早めに終わったので 30min くらい見て回る時間を作ったのですが、まぁ混みすぎてそもそも見づらいというものある。。。 その中でも Azure Administrator という本をいただいて、ざっと内容見た感じ非常に良かったです。
その他
もっといろんな人に手に取ってほしいとか、もっとたくさんのフィードバックが欲しいなという気持ちを強く持ちました。 この点については自分たちで努力できる部分は努力しつつ、プラットフォームとしての技術書典側でも何かしらえんぱわーできるとよりいいんじゃないかとは思います。
こむぎこをこねたたもの、のぬいぐるみを持ち歩いている人がいて、非常に欲しかった。。。 もふもふさせてもらえばよかった。。。
紙の本ってことでリンクのいくつかは QR コードを貼ってみたんですが、特に track できるような仕組みをかませたわけではないので、実際どれくらいの人に読んでいただけたのかがわからん。
やっぱ AWS 関連はつよいなーと思いつつ、なんで Azure は少ないのかなぁとは思いますね。。 ブースに来ていただいた人と少し話をしてみたら、Azure は高い、みたいなお答えをもらったんですが、実際どれくらい高いんですかね。。 IaaS とか Storage 周りならほぼかわんねーんじゃねーかと思いますが、なんか CSP 的なのを通すと安価になったりするんですかね。。。